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京都の有名すぎるお寺「清水寺」の紅葉を見に行ってきました。
清水寺は日本屈指の観光名所で、国内外からの観光や、修学旅行などで有名ですね。京都在住の僕も清水寺には何度か行きましたが、紅葉真っ盛りの時に行くのは初めてです。2021年11月29日に訪れました。

清水寺とは

清水寺は、京都の東山区にある寺院です。
奈良時代後期、778年に京都の音羽山に建立されました。この地に流れる清らかな湧水にちなんで清水寺と名付けられました。この湧水は今もあり、「音羽の瀧」と呼ばれています。
清水寺は世界遺産(世界文化遺産)に登録されています。本尊は「十一面千手観世音菩薩」と呼ばれる千手観音です。

清水寺参道「清水坂」

今回は東大路通りからお土産店が並ぶ清水坂を登り清水寺に向かいました。
この日は平日ですが、ちょうど秋の行楽シーズンにコロナが落ち着いたため、人手が多く賑わっていました。
東大路通りから清水坂(松原通り)を登り、徒歩約10分です。
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仁王門・西門

写真左が清水寺の正門である仁王門です。この仁王門前の階段は、修学旅行などの撮影スポットになっています。仁王門の右側にあるのが「西門(さいもん)」です。こちらは通り抜けできません。
西門の奥に見えるのが「三重の塔」です。
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三重塔

仁王門をくぐり見えてくるのが「三重の塔」です。
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三重の塔は高さが30.1mもあり、遠くからも目立つ場所にあるため、清水寺を象徴する建物です。
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こちらで拝観料を払います。拝観料は大人400円です。(2021年現在)
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料金所横からの境内の景色です。紅葉が一面に広がっています。
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轟門・本堂

こちらの「轟門」から先は有料になります。
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轟門をくぐり、回廊を進んだ先が「清水の舞台」がある本堂です。
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ここから先が「本堂」です。
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こちらが有名な「清水の舞台」です。この舞台からは、境内や阿弥陀堂、音羽山を眺める事ができます。
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そしてこの舞台の後ろの本堂の内内陣には、本尊の「十一面千手観世音菩薩」が安置されています。
この本尊は秘仏のため一般公開されていません。33年に一度のご開帳の時だけ目にする事ができます。
次回の本尊のご開帳は、2033年予定です。
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舞台の下には紅葉が広がります。
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舞台の右手には、下京区の街並みを眺める事ができます。京都タワーや京都駅ビルの様子がわかります。ここからは、奥の院前の舞台からの写真です。
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よく目にする清水の本堂と舞台の構図です。美しい紅葉に囲まれた本堂の景色は見応えがあり圧巻です。本堂が紅葉に浮かんで見えます。前回訪れた時(2017/4/12)は改修中で足場が組まれており、久しぶりの本堂の眺めです。
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奥の院前の舞台から少しズレた場所から眺めると、舞台の正面に紅葉はなく、柱の部分が見えます。紅葉の木も考えられて植えてあるのがわかります。
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本堂の正面向かい側高台にある「子安塔」付近からの眺めです。本堂が断崖から迫り出して、空中に建てられているのがわかります。
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清水の舞台を下から見上げると、その壮大さがわかります。ビルの4階分の高さに相当します。
建物の前半分は山の斜面から迫り出すように建てられています。大きなけやきの木の柱で支えられ、釘は使われておりません。このような構造を「懸造(かけづくり)」と呼ばれています。
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ちなみにですが、Wikipediaによると、「清水の舞台から飛び降りるつもりで」という言葉がありますが、願いがかなうことを信じて実際に飛び降りた人が多数いるのには驚きました。飛び降りは明治5年に禁止されますが、それまでに未遂を含め235件発生しましたが、そのうち34人が亡くなったそうです。(1694年〜1864年)

↓こちらは、前回訪れた、平成の大改修時の写真です。(2017/4/12)
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阿弥陀堂・奥の院

清水の舞台から順路を進むと、今度は逆に清水の舞台を眺められる「阿弥陀堂・奥の院」があります。写真左が阿弥陀堂で、右が奥の院です。右下には「音羽の瀧」の祠が見えます。
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順路を進むと、まず阿弥陀堂があり、次に奥の院があります。
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奥の院前は舞台になっており、展望台になっております。誰もが知っている清水の舞台の写真はこの奥の院前の舞台から撮られているのです。
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子安塔

奥の院から順路を進み、坂を下り、音羽の瀧に向かわずに正面の坂を登ると、「子安塔(こやすのとう)」と呼ばれる三重の塔があります。こちらは、正門付近の三重の塔の約半分の高さ(15m)です。
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子安塔は、清水の舞台から眺めると、ちょうど正面の高台にあります。
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音羽の瀧

音羽の瀧(おとわのたき)の清らかな湧水は、清水寺の名前の由来になっています。地下から湧き出る水は「霊水」と呼ばれ、神様からご利益をいただけます。
湧き出た水は、3本に分かれており、ご利益は、向かって左:「学業成就」、中央:「恋愛成就」、右:「延命長寿」で、そのうちの1本だけを選び願いをかけます。欲張ると1つも叶わなくなるそうです。
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清水寺の場所

さいごに

京都の観光名所の清水寺は、紅葉の名所でもあります。
清水の舞台が紅葉に浮かぶ景色は圧巻です。見る価値ありです。
清水寺公式ページ

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