石垣島に行ってきましたので、空港からレンタカーを借りてまずは絶景を見に、石垣島の最北端にある平久保埼灯台に行ってきました。訪れたのは2023年7月3日です。
平久保埼から眺める大海原は絶景ですが、海から吹き上げる風が強く、常に強風が吹いているので、足元に注意が必要で、小さなお子様やお年寄りは要注意です。特に帽子や日傘など、強風に弱いものは持って行かない方が良さそうです。
恋する灯台プロジェクトとは
平久保崎灯台は、2016年7月12日に沖縄県で初めて日本ロマンチスト協会と日本財団により「恋する灯台」に認定されました。
恋する灯台プロジェクトとは、日本ロマンチスト協会が審査してロマンスの聖地としてふさわしい灯台を「恋する灯台」と認定し、地域の観光資源としての灯台の価値を見直し、灯台を訪れる人を増やして海への関心を高めていくことを目的としています。
平久保埼灯台の場所
伊原間の牧草地
平久保埼灯台は、石垣島北部の平久保半島の北端の平久保埼にあります。
新石垣空港から車で約50分、市街地からは約90分かかります。国道390号線をひたすら北上して、県道206号線に入って上の写真のような伊原間の牧草地を走り、平久保半島の先端にあります。途中には、絶景の玉取崎展望台やサビチ鍾乳洞などの観光名所があります。
平久保埼灯台の駐車場
牧草地の中の細い道の先に平久保埼灯台の無料駐車場があります。車が8台ほど停められ、自販機や公衆トイレもあります。この日は12:50に着きました。
風が強いので、風で飛びそうな物は車に置いておきましょう。
平久保埼灯台は、駐車場のすぐ横の丘の向こう側にあります。
平久保埼灯台からのオーシャンビュー
平久保埼灯台の入り口と書いてあります。ここからは徒歩になります。風が強いので要注意です。
丘を登っていくとエメラルドグリーンの海が見えてきます。ここからでも景色が美しいです。
丘の上に到着しました。展望台になっていて絶景が広がります。
見渡す限り青い海で水平線が広がります。
灯台に降りる階段のところには、2016年7月12日に沖縄県で初めて認定された「恋する灯台」の認定証があります。
石垣島最北端の碑がありますがだいぶ傷んでいます。
海はちょうど干潮の時間でした。
階段を降りて灯台の近くまで行けますが、灯台の中に入ることはできません。強風のため足元に注意が必要です。
平久保埼からすぐ近くに見える島は大地離島(だいちばなりじま)という島です。平久保埼から北約400mのところにがあり、面積は約3ha、最高高度24mの無人島です。ちょうど干潮の時間で、歩いて行けそうでした。
平久保埼の東に見える珊瑚の浅瀬は平野ビーチです。
平久保埼灯台の夕日が絶景
平久保埼からのサンセットビューが格別なので、後日、夕日を見に再度訪れました。
ここからは、平久保埼灯台の夕暮れ時の景色をご紹介します。
2023年7月5日の石垣島の日没時間を調べたら19:36でしたので、その時間に合わせて行きました。
時刻は19:09です。
今度はもうすぐ満潮の時間のため潮が満ちています。
日が暮れないうちに灯台に降りてみます。
灯台の裏側にも行けますが、急な斜面になっており柵はなく風も強いので、行く場合は注意が必要です
平久保埼灯台は、1965年に建設され、気象情報の計測を行っているそうです。中に入ることはできません。
灯台の脇から先に行けます。
灯台の向こう側には、数人が立てるぐらいのスペースがあります。
ここからの眺めは遮るものがなく絶景です。
崖というよりも、急な斜面になっているので、転がり落ちないように要注意です。
黄昏時は、景色が神秘的に見えます。まるで水彩画のようです。
19:14
まもなく日が沈みます。雲が多めです。
パノラマでも撮っておきます。
19:17
暗くなると危険なので、上に戻ります。昼間とは違う雰囲気です。
東に見下ろす平野ビーチでは、釣りをしている人が見えました。
19:22
西の水平線が黄金色に輝いています。
19:24
この景色も見納めです。
この時間帯の景色はまるで絵画のようです。
19:30
雲が多いのですが、奇跡的に水平線の雲の切れ間から夕日が見えました。
19:34
あと2分で日没時間です。
この淡いパステル調の画は、まさに「恋する灯台」です。
19:39
日没時間を過ぎました。
19:50
日没から14分経ちましたがまだまだ暗くなりません。
星が見えるにはまだまだ時間がかかりそうです。
さいごに
平久保埼灯台からは、東シナ海が一望でき、見渡す限りの大パノラマは絶景です。
昼間はコバルトブルーとエメラルドグリーンのコントラストを楽しめ、夕暮れ時は黄金色の夕焼けと、パステル調の眺望を楽しめます。
また、平久保埼は星空の聖地とも呼ばれるほど星空が美しい場所なので、市街地からは遠いですが行く価値はありです。