学問の神さまで有名で「天神さん」とも呼ばれる北野天満宮の「もみじ苑」に行ってきました。
訪れたのは、2019年12月5日です。
北野天満宮には、豊臣秀吉が築いた「御土居」と呼ばれる土塁の一部が残っており、その付近から境内を流れる紙屋川(天神川)沿いが遊歩道になっていて散策しながら紅葉を楽しめます。もみじ苑には、約350本もの紅葉樹があります。
北野天満宮、一の鳥居から「もみじ苑」入口へ
北野天満宮には車で行きました。丸田町通りに面している「一の鳥居」の右側を進めば参拝者用の有料駐車場があります。
一の鳥居から参道を進むと北野天満宮の入口、「楼門」があります。
楼門をくぐると左側にもみじ苑受付があります。ここでもみじ苑の入苑料を支払い中に入ります。入苑料はお茶と茶菓子付きで大人1000円、こども500円です。
※当記事に掲載の料金は取材当時の料金です。現在の情報は公式ページでご確認ください。
北野天満宮公式ページ
受付横からもみじ苑に向かいます。ここから紅葉が始まっています。
史跡御土居
もみじ苑に入るとそこが「史跡御土居」です。土塁の上の部分になっており、下には天神川が流れています。
ここから紙屋川沿いの遊歩道を散策しながら一周することができます。
紅葉を楽しみながら遊歩道を進みます。
しばらく進むと朱色の舞台があり、樹齢400年の「三又の紅葉」を眺める事と、紙屋川を見下ろす事ができます。
またしばらく進むと、樹齢600年の御土居の大欅「東風」があります。
遊歩道が続きます。
遊歩道の突き当たりは展望所になっており、ここから下に降りて折り返します。
展望所からは紅葉をバックに綺麗な写真が撮れます。
展望所から土塁を降ります。
紙屋川沿いを進むと、朱塗りの太鼓橋「鶯橋」が架かっています。
鶯橋と紙屋川です。この橋の上からも絶景を楽しむ事ができます。
鶯橋を渡って対岸を進みます。
鶯橋からの眺めです。散りもみじが綺麗です。
遊歩道の最後には竹林があり、竹林と紅葉の景色を楽しめます。
竹林前の橋の上から撮影しました。
再び御土居の上に戻って来ました。もみじ苑の出口前のお茶処ではお茶と茶菓子をいただけます。料金は入苑料に含まれます。
北野天満宮の場所
さいごに
北野天満宮の「もみじ苑」は街中にあるとは思えない程、静かで、自然を感じられる場所でした。撮影スポットも多く、紅葉の森の中を歩くような散策を楽しめました。入苑料に含まれるお茶と茶菓子も嬉しいですね。
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