マネークリップをご存知ですか?
僕は、支払いを基本的に Apple Pay で済ませていますが、使えない所もあるので、財布も一緒に持ち歩いていました。しかし、財布はかさばるし、Apple Payと比べてスマートではありません。
なので3ヶ月前から財布の代わりにマネークリップを使い始めました。
Apple Payの記事
マネークリップとは
マネークリップとは、お札をまとめるもので、ポケットなどに入れた時に、バラバラにならないようにするためのクリップです。
元々は、チップの習慣があるアメリカで生まれたと言われています。
チップの習慣が無く、支払いには必ず小銭が発生する日本では、マネークリップを使っている人はほとんどいません。
実際に僕の周りにはマネークリップを使っている人はいませんし、使っている人を見かけた事もありません。
しかし、日本人でも「できる人」の中にはマネークリップを使ってる人もいて、用途に合わせて財布とマネークリップを使い分けしてるそうです。
マネークリップを使ってる人で有名なのは、ホリエモンですね。
財布は、ポケットに入れると衣服の形が崩れますし、持ち運びにはカバンが必要です。
財布の中にポイントカード類やレシートや割引券などを溜め込んで、パンパンに膨れ上がった財布を持ってる人をよく見かけます。中には、定期券や保険証、診察券、お守り、絆創膏など、お金と関係ないものまで入れちゃってるツワモノもいます。
財布にお金関係以外のものを入れると金運が下がると言われています。
そして不要なものでパンパンに膨れ上がった財布を持ってると収入は上がりません。
社長さんなど、「仕事のできる人」は、そんな財布を持っていません。薄い長財布もしくは、札専用の長財布+小銭入れを使い、必要最小限のものしか入れません。
僕も昔は、二つ折りの財布をパンパンにしていました。
しかし、それでは金運が上がらないと聞き、革の長財布に変え、中身を必要最小限にして、常に10万円以上を向きを揃えて入れるようにしてからは、確かに収入が上がりました。
財布自体をもっとシンプルにしたら、よりカッコよく、よりスマートに支払いができると思い、僕も思い切ってマネークリップを使ってみる事にしました。
マネークリップの種類について
まずはマネークリップの種類ですが、大きく分けて4種類があり、代表的なものを紹介します。
金属クリップ型
【詳細】ルイヴィトン マネークリップ
一番オーソドックスなタイプで、これぞマネークリップといわれるものです。金属製なので、水にも強く丈夫です。
紙幣を一気にまとめられます。挟む紙幣が1〜2枚の場合は外れやすくなります。
各高級ブランドからも販売されています。
カード入れ付き金属クリップ型
【詳細】 STORUSスマートマネークリップ シルバー
こちらは、金属クリップ型にカードホルダーを搭載したものになり、紙幣の他に、カードを1〜6枚まで収納できます。
この日本製のマネークリップ「STORUS(ストラス)」は美しく人気商品です。あのホリエモンも愛用してる事でも有名です。
カード入れ付き二つ折り型
【詳細】ダンヒル dunhill マネークリップ シャーシ ブラック×ダークブラウン
こちらは、紙幣を革で挟んで隠せるので、裸で持つのに抵抗がある人向けです。
また、外観は二つ折り財布に見えるので、ビジネスなどのかたい場所でも使えます。カードスロットもあるので、カードや紙幣を傷めずに収納できます。こちらも各高級ブランドから販売されています。
小銭入れ付き二つ折り型
【詳細】土屋鞄製造所 ビークル マネークリップウォレット
こちらはカード入れ付き二つ折り型に、小銭入れを付けたものになります。ここまできたら、二つ折り財布とほぼ変わりませんね。
僕が購入したマネークリップ
僕は、実用的でカードを収納できて紙幣が痛まない、カード入れ付き二つ折り型のマネークリップと、
一番オーソドックスな金属クリップ型の2種類のマネークリップを購入しました。
GUCCIのマネークリップ
【詳細】GUCCI「GGレザー マネークリップウォレット」
GUCCI を代表するグッチシマデザインの型押しカーフレザーです。
シンプルなデザインの為、他の黒革の小物とも合います。
下記の記事でレビューしています。
ポールスミスのマネークリップ
【詳細】ポールスミス「マネークリップ マルチカラーバー」
シンプルなシルバーに、ポールスミスらしいマルチカラーのアクセントがおしゃれです。
記事が長くなるので、今回はレビューを省きます。
GUCCI 「GGレザー マネークリップウォレット」
直営店や正規代理店で購入すると、5万円近くしますが、それ以外のお店で並行輸入品を購入すれば3万円代で購入する事ができます。
GUCCI の場合、並行輸入品でも本物であれば、GUCCI 正規店で修理などのアフターサービスを受けることができます。
僕は、楽天市場で並行輸入品を購入したので3万円代で購入することができました。
楽天市場はポイントも付くのでおすすめです。
「GG」のマークをモチーフにしたデザインの型押しレザーです。メンズ用でシンプルなデザインでカッコいいです。
本革なので、合皮と違い、質感が良く、手触りが良いです。
細部を見ても、しっかりと縫製されています。
内側には、カードスロットが6個あります。
「made in Italy」の刻印があります。
マネークリップの金具は起こす事ができます。
90度の所で一度「カチッ」と止まり、さらに起こせば180度まで開きます。
下の写真は90度の所です。
お札を10枚ほど挟んで見ました。
お札よりもひと回り大きいので、適当にお札を入れても、お札がはみ出ることはありませんでした。
お札は1枚からでもしっかり固定されます。
カードスロットにVISAカードを入れてみました。最初は固めですが、使ってるうちに馴染みます。
カードは6枚まで収納する事ができますが、分厚くなったり、形が崩れたりするので、あまり入れすぎない方が良いです。
写真は新品なので完全には閉じませんが、こちらも使ってるうちに馴染んで閉じて来ます。
二つ折り財布と違い、二つ折り型マネークリップはお札を2枚の革で挟んでいるだけなので薄くスマートです。
【鳴く革】土屋鞄製造所 「ウルバーノ コインポケット」
GUCCIのマネークリップと一緒に持つ小銭入れは、シンプルで高品質な土屋鞄製造所の小銭入れがおすすめです。
僕が購入したのは、土屋鞄製造所のコンパクトな小銭入れ「ウルバーノ コインポケット」です。
土屋鞄製造所とは?
ちなみに土屋鞄製造所 は、ランドセル作りから始まった、高品質でおしゃれな革製品を手がける日本のブランドです。
実店舗は全国に数カ所あり、公式サイトや楽天市場で購入することもできます。
僕は今回、地元の京都店で実物を見てから、楽天市場で購入しました。
楽天市場で購入すれば、ポイントが付くのでオススメです。
土屋鞄製造所 京都店
店内は落ち着いた雰囲気で、商品がゆとりを持って展示されています。
商品を手に取ると、革製品の質感は良く、どれも欲しくなります。
こちらが「ウルバーノ コインポケット」です。
イタリアの高級革「バケッタ・ミリングレザー」を使用しています。天然オイルをたっぷり含んでいるので、手触りがしっとりしております。
また、革の繊維が密なため強靭で、擦り合わせると「キュッ」と音がするので「鳴く革」とも呼ばれています。
一般的な小銭入れと比べると、かなりコンパクトです。
初めは小さいかなと思いましたが、意外と量が入りますし、結果的にちょうどよかったです。
背面には、「土屋鞄製造所」のマークが刻印されています。
空の場合は薄く収納できます。
手の中に収まるぐらいコンパクトです。
天然オイルをたっぷり含んでるので、すごくしっとりしています。
このしっとりとした感じの手触りがすごく良いです。
背面には、切符やレシートなどを入れられるポケットがあります。
折りたたみ式なので、小銭を入れれば膨らみます。
小銭を15枚ぐらい入れたらこんな感じです。
横から見ると小銭の分だけ膨らんでます。
小銭は多くて30枚ぐらいは入りますが、パンパンになって型崩れするので、あまり入れすぎず、10〜20枚ぐらいがちょうど良いと思います。
土屋鞄製造所「ナチューラ ヌメ革マウスパッド」の記事(別サイト)はこちら↓
マネークリップと小銭入れを3カ月間使ってみてわかったこと
今までの長財布をメインで使うのをやめ、普段はマネークリップと小銭入れを使い3ヶ月が経ちました。
僕が買い物で一番よく利用するのはコンビニです。コンビニでの支払いにはApple Wachの「Apple Pay」を使っています。また、電車もApple Payの「Suica」を利用しています。Apple Payを使えば支払いがスマートで、登録したカードによってはポイントも貯めることができるからです。
しかしApple Payが使えないお店の場合には現金が必要になるので、マネークリップと小銭入れはズボンのポケットなどに入れています。僕の場合、Tポイントカードをよく使うので、普段はカードも収納できる、「カード入れ付き二つ折り型」を使っています。薄くてコンパクトなので、財布のように邪魔になりませんし、開くとすぐにお札を取り出せるので支払いがスマートでカッコ良いです。
お祭りの屋台や中華街での食べ歩きなど、頻繁にお金を払う時には、オーソドックスな「金属クリップ型」が便利です。超スピーディに支払いができます。
財布一つあれば、お札、小銭、カード、レシートなど、一気に持ち運ぶことができますが、不必要なものまで常に携帯することになります。
僕の場合、お札は「マネークリップ」、小銭は「小銭入れ」に分けて、取り出しやすいポケットに入れ、その他のカードと挟みきれない現金は従来の長財布に入れてカバンに収納しています。持ち物の個数は増えましたが、こうすることによって、嫌でも整理するようになるので、結果、お金の把握ができ、不必要なものを持ち歩かずに済み、スマートになりました。