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OMEGAの機械式腕時計「OMEGA スピードマスター オートマチック 3510.50」を購入しました。
スピードマスター オートマチック 3510.50は、プロフェッショナルとほぼ同じ顔ですが、自動巻きなのと、ケースのサイズが39mmという、大きすぎず小さすぎず程よい感じで使い勝手が良くなっています。そして高級時計の中ではお手頃価格になっています。

POINT

この記事では、OMEGA スピードマスター オートマチック 3510.50のレビューをご紹介します。

オメガスピードマスタープロフェッショナル 3570.50の記事はこちら↓

OMEGA スピードマスター オートマチック 3510.50とは

OMEGAのスピードマスターといえば、月に行ったアームストロング船長が着用してた腕時計として、「OMEGA スピードマスター プロフェッショナル」が別名ムーンウォッチの名で有名ですが、このオメガ スピードマスター 3510.50は、そのリデュース版(廉価版)で、普及戦略を継承したモデルです。

プロフェッショナルとの大きな違いは、ムーブメントがオメガ自社製の手巻きではなく、ETA社の自動巻きをベースにカスタムしていることです。ケース径は39mmで、プロフェッショナルの42mmmよりも3mm小さくなります。デザインはプロフェッショナルとすごく似ています。
製造は、1988年〜2006年なので、現在は中古でしか手に入りません。

OMEGA スピードマスター オートマチック 3510.50スペック

型番 Ref.3510.50
ムーブメント ETA2892 自動巻き
ケース・ブレス素材 ステンレススチール
風防 強化プラスチック
ケース径/ケース厚 39mm/13mm
ラグ幅(バンド取り付け部) 18mm
ベゼルタイプ タキメーター
パワーリザーブ 40時間
防水性能 30m
新品時重量 100g
製造年 1988年〜2006年

OMEGA スピードマスター オートマチック 3510.50レビュー

2019年9月、楽天市場にて「OMEGA スピードマスター オートマチック 3510.50」を購入しました。中古で箱や付属品が揃っていました。
それでは見ていきましょう。

とても腕時計と思えないような、大きな箱です。初代Apple Watchの箱に似ています。
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箱の蓋を開けると、赤い合皮のケースが出てきました。経年劣化でボロボロに剥がれています。
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ケースを取り出すと、赤い素材が取れて張り付いています。手にも付いてきます。約20年経っているので仕方がないですね。合皮は時間が経つとこうなります。
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ケースの蓋を開けると、スピードマスターが出てきました。
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すごく綺麗です。20年前に購入された物とは思えません。しっかりとオーバーホールと研磨がされてるからでしょうか。
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内容は、スピードマスター本体、外箱、ケース、取説、ギャランティカード、ギャランティカードケース
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まずは正面。
黒の文字盤に白い針と数字が綺麗で、クロノグラフ、タキメーターベゼルがかっこいいです。
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右側面の中央にはΩマークの竜頭があります。自動巻ですが手巻きも可能です。
竜頭の上には、ストップウォッチのスタート・ストップボタン、竜頭の下にはストップウォッチのリセットボタンがあります。
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プラスチック風防はドーム型です。ガラスにはできない味があります。
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裏蓋には、スピードマスターのルーツ、シーマスターに刻印されていた、神話の「シーホース」の刻印があります。
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バンドは3連ブレスでしなやかです。
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バックルはシンプルな三つ折れ式です。外す時は結構固めです。
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廉価版だからでしょうか、バックル部分だけチープさがあります。
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スピードマスターのバンドのサイズ調整

バンドのサイズ調整を自分で行います。
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スピードマスター オートマチックのバンドは、「Cリング方式」でした。3連の中央のコマの中にCリングが入っています。組み立てる時はCリングを先に中央のコマに入れてからピンを差します。
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バックルには微調整用の穴があります。バネ棒式なので、バネ棒外しで押せば外れます。
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スピードマスターを腕に装着

スピードマスター オートマチックの39mmのケースは、僕の腕にはサイズ的に大きすぎず、小さすぎず、ちょうど良いサイズ感です。
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スピードマスタープロフェッショナルと(右)と比べたらこんな感じです。
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ワインディングマシーンで自動巻き

スピードマスター オートマチックは自動巻きですが、腕から外した状態だと、最大に手巻きした状態でも2日も持たずに止まってしまいます。
ワインディングマシーンを使えば、定期的にゼンマイを巻いてくれるので、腕から外した状態を維持できます。なので、次回使う時に時計が止まっていて、巻き直して時刻を合わせる手間が省けるので便利です。
Winding machine 1

さいごに

スピードマスター オートマチックは、とにかくかっこいいですね。ずっと腕に付けて、ずっと眺めていたくなります。そして、製造から約20年経ちますが、1日で10秒も狂わない精度にも驚きです。

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