2018年11月15日、秋の紅葉シーズンに京都の紅葉の人気スポットの一つである、永観堂 (禅林寺)に行って来ました。
「みかえり阿弥陀」を本尊に祀る永観堂は、「もみじの永観堂」と呼ばれるぐらい、全国に名前が知られ、京都の紅葉スポットでは東福寺に並んで名前が上る名所です。
東山を背景に、庭園を回遊しながらモミジを楽しめ、池越しやお堂に迫る鮮やかな紅葉の眺めは見事です。
永観堂の夜間ライトアップの記事はこちらです↓
永観堂の地図
永観堂は、水路閣で有名な南禅寺のすぐ北にあります。
永観堂の蹴上駅からの行き方
永観堂の最寄駅は地下鉄東西線の「蹴上駅」です。駅から永観堂まで徒歩で約15分です。
蹴上駅を降りると、正面にインクラインがあります。その下のトンネル(ねじりまんぽ)をくぐります。
下の写真は蹴上駅から出た所ですが、正面のトンネルをくぐるには、いったん左方向に進み横断歩道を渡ります。
ねじりまんぽをくぐり、道なりに進むと右手に南禅寺の「中門」があります。
南禅寺の中門をくぐってすぐ左に曲がり、分岐を右に進むと鹿ケ谷通りになるので、しばらく進むと右手に永観堂があります。
永観堂の紅葉
総門〜中門
永観堂の出入り口「総門」に着きました。門からでも紅葉の様子が見えます。
参道を進むと、右側に塀で囲まれた庭園が見えてきます。ここから写真を撮ってる人も結構いました。
参道から撮った写真です。
望遠レンズで「多宝塔」も撮れました。
「中門」からは拝観料(大人1000円)が必要です。中門前で拝観券を購入します。
中門付近の紅葉のグラデーションが綺麗です。
中門をくぐるとモミジだらけです。
「放生池」を見下ろせる休憩所のような建物からの眺めです。景色が窓で縁取られてまるで絵画のようです。
外国の女性が絵になります。
赤と緑が鮮やかです。
苔も神秘的です。
緒堂に入れる拝観入口がありました。「釈迦堂」から「みかえり阿弥陀」が祀られる本堂「阿弥陀堂」まで拝観できるので行ってみます。
唐門
釈迦堂前の「唐門」です。現在工事中でした。
御影堂
「御影堂」です。鮮やかな布で飾られています。
御影堂からの眺めです。
正面からの御影堂です。
御影堂から渡り廊下を渡ると、山の斜面に沿った階段があります。
臥龍廊
右に進むと阿弥陀堂、左に進めば龍のような廊下「臥龍廊」があります。臥龍廊は現在入れませんでした。
阿弥陀堂
阿弥陀堂からの眺めです。
本堂の阿弥陀堂には、「みかえり阿弥陀」が祀られています。
多宝塔
今度は「多宝塔」に登ってみます。
山の斜面を5分ぐらい登ります。最後の階段は急でした。
標準レンズでは近すぎて撮影できないので、広角なGo Proで撮影しました。
こちらが、下から見えてた多宝塔です。
多宝塔からは京都の街並みが一望できます。
御影堂の屋根と紅葉です。
放生池付近
放生池と多宝塔。池に鏡のように紅葉が映されています。
多宝塔とモミジ
放生池とモミジ
弁天社の鳥居とモミジ
放生池の前にはお休み処があり、茶菓子を楽しめます。
お休み処の横には小川が流れています。
順路最後の庭園はイチョウの落ち葉がまるで黄色の絨毯のようでした。
それでは中門から帰ります。滞在時間は2時間でした。
永観堂の情報
平成30年度 秋の寺宝展
平成30年の「秋の寺宝展」は下記により開催いたします。ライトアップも同一期間での実施です。1. 日 時:平成30年11月3日(土) ~ 12月2日(日)
2. 時 間:・寺宝展 午前9時 ~ 午後4時(午後5時閉門)
・ライトアップ 午後5時30分 ~ 午後8時30分(午後9時閉門)
3. 寺宝展展示品:
融通念佛縁起絵巻(重文)
釈迦如来像(重文)
阿弥陀三尊来迎図
法然上人像、證空上人思惟像など
4. 拝観料:・寺宝展 大人1000円 小中高生400円
・ライトアップ 中学生以上600円
(寺宝展とライトアップは入替制で、継続しての拝観はできません)
永観堂公式ページより
さいごに
永観堂の庭園から眺める色づいたモミジは、お堂や池を彩り、見どころ満載でした。僕が行ったは11月中旬の紅葉は、赤、黄色、緑のコントラストが綺麗でした。もう少しすると完全に紅葉になり、落ち葉のモミジを楽しむのも良いですね。
永観堂は、みかえり阿弥陀や、臥龍廊、唐門、多宝塔など見どころ満載なので、紅葉シーズン以外にもお勧めです。
京都の紅葉の他の記事はこちらでご紹介しています。