2017年1月1日より「個人事業主」になりました。
僕は約4年前に無料ブログを開始してアフィリエイトを始めました。そして約2年半前にドメインを取り、Wordpressでサイトを作り、サラリーマンの副業として本格的にアフィリエイトに取り組みました。
ブログ名「like-apple.com」(旧タイトル【いいね!】Apple製品@iPhoneやMac中心の日々)
ブログからの収入が増えてきたので、今年は確定申告をする必要がありそうです。
個人事業主になり、青色申告をすれば最大65万円までを経費にすることができるので、税金対策にもなります。
なので思い切って開業届けを提出する事にしました。
開業日は決算の時に計算しやすいように1月1日からに決め、個人事業の開業届けを提出する日は、開業するのに縁起の良い吉日である一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)にしました。
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび、いちりゅうまんばいにち)は、選日の1つである。単に万倍とも言う。 「一粒万倍」とは、一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になるという意味である。一粒万倍日は何事を始めるにも良い日とされ、特に仕事始め、開店、種まき、お金を出すことに吉であるとされる。但し、借金をしたり人から物を借りたりすることは苦労の種が万倍になるので凶とされる。
Wikipediaより
個人事業主になるために書類を書く
個人事業主になるために色々調べました。個人事業主になるためにまず僕に必要な書類は、「個人事業の開業・廃業等届出書」と「所得税の青色申告承認申請書」です。これらは税務署でもらえますが、何回も税務署に行くのは面倒なので、国税庁のホームページからダウンロードしてプリントしました。書き方は、いろんな人がブログにアップしてるので、それらを参考にしました。
「個人事業の開業・廃業等届出書」
「個人事業の開業・廃業等届出書」は、個人事業主になるために必ず必要な書類です。届け出は納税する管轄の税務署です。提出期限は開業から1ヶ月以内です。
最寄りの税務署でもらえますが、国税庁のホームページからでもPDFファイルをダウンロードできます。
「個人事業の開業・廃業等届出書」を記入するにあたり、悩んだのが2箇所あります。
職業欄
職業は業種によって事業所得が290万円を超えると個人事業税(地方税)がかかる場合があります。なので、デザイナーなどの個人事業税対象の業種を選ぶと個人事業税がかかってしまいます。ブロガーやライターの場合、「文筆業」と記入したほうが個人事業税の対象にはならないので、僕は職業を「文筆業」としました。
屋号欄
屋号とは、一般的にあるのが○○企画や、○○商店などの名前です。名前を決めるのにルールがあり、○○会社など、付けられない名前があります。屋号を付ければ法人化した時にそのまま流用できます。
屋号を付ければカッコいいのですが、僕は開業までに気に入った屋号が見つかりませんでした。屋号は空白でも大丈夫ですし、後からでも決めれるとの事なので、屋号が決まったら報告しようと思います。
「所得税の青色申告承認申請書」
10万円または65万円までの控除を受けるための青色申告をできるようにする書類です。
青色申告をすると複式簿記は65万円まで、簡易簿記なら10万円までの控除を受けることができます。提出期限は開業から2ヶ月以内です。ただし、1月1日〜1月15日の間に開業した場合は、3月15日までになります。
個人事業主でも簡単な白色申告することも可能なので個人事業主に必ず必要な書類ではありません。
また、「所得税の青色申告承認申請書」を提出したら必ず青色申告をしなければならない訳ではありません。「所得税の青色申告承認申請書」を提出したけど、確定申告の時期になりめんどくさくなり、簡単な白色申告に変えてもOKです。なので一応提出しておいた方が無難です。
こちらも税務署でもらうか、国税庁のホームページからでもPDFファイルをダウンロードできます。
「所得税の青色申告承認申請書」は「個人事業の開業・廃業等届出書」と同じような感じで途中まで簡単に記入できますが、悩んだ所があります。
簿記方式
「複式簿記」か「簡易簿記」と悩みました。調べてみると、複式簿記はややこしくて難しそうです。簡易簿記ならそんなに勉強しなくてもできそうです。
でもソフトを使うと自動的に複式簿記になることと、最大65万円までの控除を受けられるのはかなり魅力です。なので、複式簿記に挑戦してみようと思います。
複式簿記を選択しても、簡易簿記に変更することは可能なので、とりあえずやってみたい方を選択します。
備付帳簿名
備付帳簿名は、青色申告のために備付ける帳簿名を選択とありますが、何を選択すれば良いのか全く分かりません。
調べてみると、現在付けてる帳簿がある場合や、使うことが決まってる帳簿がある場合に選択するみたいです。
こちらも申請の時に選択した帳簿を必ず付けなければならない訳ではありません。あとで自由に変えられます。分からない場合は「その他」にしておきます。僕は「その他」にしました。
税務署に行きました
1月の吉日に、開業のための書類を提出しに税務署に行ってきました。
初めての経験なので、少しドキドキしながら、窓口で個人事業の開業届けを出しに来たと伝えると、「個人事業の開業・廃業等届出書」「所得税の青色申告承認申請書」の2枚の書類に不備がないか確認されました。僕は事前に本やネットで調べて記入したので大丈夫でした。
個人番号カードもしくは個人番号の通知カードの提示を求められましたが、持ってきてなかったので、そう伝えると、書類に個人番号を記入してあるので今回は無しで良いと言われました。本当は必要みたいです。
あとは身分証明書がいるとのことなので、運転免許証を提示しました。
「個人事業の開業・廃業等届出書」と「所得税の青色申告承認申請書」は控えをもらえるので、同じものを2枚書くか、コピーして持って行きます。控えを貰わなくても申請はできますが、控えが無ければ後々面倒になりそうなので僕はコピーを持って行き受付のハンコを押してもらいました。
僕の場合、税務署に入ってから受付完了まで約5分でした。ホントに提出するだけという感じでした。
必要なもの
・「個人事業の開業・廃業等届出書」「所得税の青色申告承認申請書」
・個人番号カード(マイナンバーカード)もしくは個人番号の通知カード
・名前や住所の分かる運転免許証などの身分証明書
・「個人事業の開業・廃業等届出書」「所得税の青色申告承認申請書」のコピー
まとめ
ついに個人事業主になって開業しました。起業につなげる大事な一歩です。僕は現在、サラリーマン+個人事業主という形です。これからいろんな事に挑戦して、独立起業をする努力をします。