京都、嵯峨嵐山にある特別名勝、天龍寺の紅葉を見に行ってきました。
訪れたのは、2019年11月21日です。
天竜寺の庭園「曹源池庭園(そうげんちていえん)」は、日本で最初の史跡・特別名勝に指定され、世界遺産です。日本最高峰の龍門瀑があり、名勝嵐山を背景に庭園の紅葉を楽しめます。
天龍寺の入口「総門」
嵐山商店街の通り沿いに天龍寺の参道の入口があります。
天龍寺の入口にあたる「総門」は意外とこじんまりしています。
総門の左側にも入口があり、車はこちらから入ります。
僕は天龍寺まで車で行きました。天龍寺には、参拝者用の有料駐車場があります。シーズン中は混雑するので、早朝に行く事をお勧めします。僕は朝8時半頃に行きました。
参道の紅葉
本堂の大方丈へと続く参道の両脇には真っ赤な紅葉が彩ります。
大方丈と勅使門
参道の突き当たりの石段を登ると左側に受付があり、料金を支払い庭園に向かいます。
※当記事に掲載の料金は取材当時の料金です。現在の情報は公式ページでご確認ください。
天龍寺公式ページ
天龍寺の本堂「大方丈」です。料金を払えばお堂に上がる事ができます。
大方丈の正面には勅使門があります。勅使門は天龍寺で一番古い建物で、見どころの一つです。
曹源池庭園(そうげんちていえん)
特別名勝の曹源池庭園は、曹源池を巡る池泉回遊式庭園です。背景の嵐山や亀山の景色も取り込んでる事から借景式庭園でもあります。
御堂の中からも庭園を楽しむ事ができます。
曹源池の中央には龍門瀑(りゅうもんばく)と呼ばれる石組の滝がありますが、現在は水が流れていません。
下の写真は2016年11月16日に撮影したものです。
御堂から見下ろす庭園
今度はお堂に上がってみます。参道の突き当たりがお堂に上がる入口です。
靴を脱いでお堂に上がると、巨大な達磨の絵が迎えてくれます。
御堂は大方丈と小方丈とかなり歩き回れます。
写真を撮るならお堂の上からがおすすめです。
障子越しの庭園も絵になりますね。
天龍寺の裏山
曹源池庭園から小方丈、多宝殿を通り、北門方面に進むと、百花苑(ひゃっかえん)と呼ばれる、自然の傾斜に沿って作られた庭園があります。
天龍寺の裏山からの眺めです。
法堂(はっとう)雲龍図
天龍寺の入口から参道を進み、初めにある建物が法堂です。法堂の天井には雲龍図が描かれています。
天龍寺付近の施設
天龍寺から徒歩約3分のところにある渡月橋は、桂川に架かる木製の橋で、嵐山で有名な観光スポットです。
竹林の小径は天龍寺の北門からすぐのところにあります。手入れした竹林が続きます。こちらも嵐山の有名な観光スポットです。
嵐電(京福)嵐山駅は天龍寺のすぐ近くです。
天龍寺の場所
さいごに
天龍寺の庭園、曹源池庭園と、庭園の紅葉と、背景にある嵐山が、一枚の絵になると美しさが格別でした。
京都の紅葉の他の記事はこちらでご紹介しています。